October 25, 2018 / 7:24 AM / 23 days ago

合意なき英EU離脱なら、フライトや空港が混乱=IATA

 10月24日、国際航空運送協会(IATA)は、英国の欧州連合(EU)離脱について、合意なき離脱となった場合、旅行者や空港が混乱に陥る恐れがあると指摘、英国とEUの航空当局に最悪のケースを想定した計画を策定するよう呼びかけた。写真はベルリンで3月撮影(2018年 ロイター/Fabrizio Bensch)

[ロンドン 24日 ロイター] - 国際航空運送協会(IATA)は24日、英国の欧州連合(EU)離脱について、合意なき離脱となった場合、旅行者や空港が混乱に陥る恐れがあると指摘、英国とEUの航空当局に最悪のケースを想定した計画を策定するよう呼びかけた。

IATAは、合意なき離脱となった場合も、航空機の安全な運航を継続し規制上の問題を回避できるよう、早急に計画を立てる必要があると主張。

IATAのアレクサンドル・ド・ジュニアック事務総長は記者団に「対応策を準備しなければ、混乱に陥ることが予想される」と発言。「(離脱後の)4月1日には、航空機が運航できなくなり、数百万人が空港に足止めされる恐れがある。私たち航空会社が、この問題に対応しなければならない。欧州と英国の空港にとって悪夢になるだろう」と述べた。

同事務総長は、合意なき離脱となった場合、どのような運航権・安全対策の枠組み・国境管理を想定して計画を立てればよいのか、航空会社には「全く見当もつかない」と指摘。

EU発着便の運航権は、EUの航空自由化(オープンスカイ)協定が適用されている。合意なき離脱となった場合、英国は、貿易については世界貿易機関(WTO)のルールが適用されるが、航空業界については、万が一に備えたひな形となる選択肢がないという。

IATAはこれとは別に、2037年の世界の航空旅客数が、現在の2倍の82億人に達する可能性があるとの見通しを示した。アジアの力強い需要が背景という。

ただ、保護主義が広がれば、旅客数が伸び悩む可能性もあるとも指摘した。

今後20年間の航空旅客数の年間増加率の予想は3.5%。関税の導入など保護主義的な傾向により、前回のリポートから0.1%の下方修正となった。これは20年間で航空旅客数が6000万人減ることを意味するという。

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