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英EU交渉、今週に打開する必要=英・アイルランド閣僚

[ロンドン 15日 ロイター] - 英国と欧州連合(EU)加盟国アイルランドの閣僚は15日、英・EU貿易交渉について、今週に打開する必要があるとの見解をそれぞれ示した。一方、英国のフロスト首席交渉官はここ数日で進展があったと指摘した。

英国のユースティス環境相はスカイニュースに対し「今週は難しい問題の幾つかで打開し、合意に関して少なくとも何らかのニュースをもたらす必要がある」と述べた。

アイルランドのコーブニー外相はスカイニュースに対し、交渉は時間切れになりつつあると強調。「今週、大きな進展を遂げる必要がある」とした上で「非常に困難だが、同時に実現の余地は大きい」と語った。

交渉は既に何度も期限が延長されており、漁業権や補助金ルール、将来の紛争処理などの問題で膠着が続いている。

フロスト氏はツイッターへの投稿でここ数日で「幾らかの前向きな進展」があったと表明。

「われわれは大部分について共通の合意文書案があるが、重要な要素に関する合意はまだない」とした。同氏はEUのバルニエ首席交渉官との協議のため、この日ブリュッセルに到着した。「この文書を土台に可能ならば全体的な合意を結びたい。ただ、成果は出ないかもしれない」と語った。

英議会で審議中の、EUと通商合意が結ばれない場合に英領北アイルランドと英国のその他の地域との円滑な通商を維持するための「国内市場法案」について、コーブニー氏は、EUとの離脱協定に違反するため、英政府は可決する方針を撤回すべきだと強調。

一方、ユースティス氏は英政府は法案成立を推進する考えだと述べた。

米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン氏は、英国は北アイルランド紛争を終結させた1998年の和平合意を危うくする措置を回避すべきとの見方を示しており、同法案に対する警告だと受け止められている。

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