March 25, 2019 / 12:10 AM / 3 months ago

英首相、離脱案巡り閣僚・強硬派と協議 辞任圧力の報道も

[ロンドン 24日 ロイター] - 英国のメイ首相は24日、欧州連合(EU)離脱案を巡り閣僚や強硬派議員と緊急会合を行った。これより先、英メディアは閣僚らがメイ氏の退陣を模索していると報じた。

 3月24日、英国のメイ首相(写真)は、EU離脱案を巡り閣僚や強硬派議員と緊急会合を行った。ハイウィカム近郊で撮影(2019年 ロイター/Henry Nicholls)

首相府によると、メイ氏はジョンソン前外相やリースモグ議員、ベイカー議員など強硬派のほか、リディントン内閣府担当相とゴーブ環境相を首相の公式別荘「チェッカーズ」に呼んだ。

リディントン、ゴーブ両氏はメイ氏が退いた場合の暫定首相候補に名前が挙がっているとの報道を否定した。

首相府の報道官は「会合では(離脱協定案を巡る)意味のある採決を今週行うための十分な支持が下院内にあるかどうかなど、さまざまな問題を議論した」と明らかにした。

バズフィードの記者、アレックス・ウィッカム氏はツイッター上で、強硬派議員がメイ氏に対し、離脱協定案の承認と引き換えに自身の退任時期を示すよう求めたと伝えた。

サンデー・タイムズ紙は、閣僚らがメイ首相に辞任を迫ることを計画していると報じた。報道によると、11人の閣僚がメイ氏について、判断が「狂った」有害な存在になったとして、辞任すべきとの考えで一致したという。[nL3N21B0MO]

ただ、暫定首相候補に名前が挙がっているリディントン、ゴーブ両氏は報道を否定。リディントン氏は「メイ氏は素晴らしい仕事をしている」と述べ、ゴーブ氏も「船長を交代すべき時ではない」とコメントした。

ハモンド財務相もスカイニュースで、首相が交代しても事態の打開につながるわけではないと指摘した。ただ、メイ氏の離脱案に議会の支持を得るのは不可能かもしれないとの見方を示した。その上で、首相の離脱案を支持しないのであれば、議会は何を支持するのか決める必要があると述べた。

財務相は2回目の国民投票も排除しなかった。「議会の過半数が2回目の国民投票を支持するかは分からない」としながらも、「筋の通った提案であり、他の案と同様に検討に値する」と述べた。

英議会ではEU離脱を巡る次の一歩について25日に審議する。議会はこれまでに離脱案の修正を提案しており、その中には主導権を政府から議会に移す案も含まれている。修正に法的拘束力はないが、メイ氏に方針転換の圧力をかけることになる。

バークレイEU離脱担当相はBBCで、議会が離脱協定案を承認した場合、選挙公約に反する可能性があり、そうなれば総選挙につながる可能性が高まると述べた。

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