September 2, 2019 / 3:25 PM / in 14 days

英総選挙の観測強まる、4日発表との報道も 議会が合意なき離脱阻止なら

[ロンドン 2日 ロイター] - 英議会が英国の「合意なき」欧州連合(EU)離脱を阻止すれば、ジョンソン首相が総選挙に踏み切るとの観測が強まっている。

ジョンソン首相は2日、閣議を召集。BBCによると、総選挙の実施を議会に求めるかどうか「活発な議論」が行われている。

大衆紙サンも、英政府が進めるEU離脱計画が議会に阻止されれば、ジョンソン首相は離脱期日の10月31日前に総選挙を実施することを計画していると報じた。早ければ4日に総選挙について発表し、10月17日に始まるEU首脳会議前に実施する可能性があるという。

議会は3日、夏休みの休会を終え再開するが、野党・労働党と与党・保守党の造反議員が手を組み、合意なき離脱を阻止する法案の可決を目指すとみられる。

保守党の院内幹事室の高官によると、造反した議員には除名や次の選挙で保守党からの立候補禁止の処分が下される見通し。

労働党のコービン党首は「総選挙を求める」とし、ジョンソン首相の「偽りの大衆主義の徒党」を排除すると言明。「合意なき離脱を阻止するために一丸となる必要がある。今週が最後のチャンスかもしれない」と述べた。

トニー・ブレア元首相は、ジョンソン氏が労働党に対し仕掛ける「大きな罠」を回避するよう警告。「ジョンソン氏は、合意なき離脱案のみでは失敗する可能性があるが、総選挙を組み合わせれば勝利する可能性があることを理解している。コービン氏が首相になるとの懸念が存在するからだ」とけん制した。

ジョンソン首相の報道官は、総選挙を計画しているかとの記者団からの質問に対し「首相がこれまでも述べてきている通り、総選挙は望んでいない」とした。

英ブックメーカー(賭け屋)のラドブロークスによると、年内に総選挙が実施される確率は75%との見方が織り込まれ、10月と見る向きが最も高い。

総選挙となった場合(1)EU離脱を支持するジョンソン政権が勝利(2)コービン党首率いる労働党が勝利(3)宙づり議会(ハングパーラメント)となり、連立政権や少数与党政権が誕生する──といったシナリオが考えられるという。

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