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英・EU通商交渉、19日も継続 バルニエ氏「残りあと数時間」

欧州連合(EU)と英国の将来の関係を巡る交渉で、EU側が貿易協定合意に向け残された時間は残り数時間しかないと指摘する一方、英側はEUが妥協すべきだと主張した。ブリュッセルで代表撮影(2020年 ロイター)

[ブリュッセル/ロンドン 18日 ロイター] - 欧州連合(EU)と英国の将来の関係を巡る交渉で、EU側が貿易協定合意に向け残された時間は残り数時間しかないと指摘する一方、英側はEUが妥協すべきだと主張した。協議は19日まで続く見通し。

EUのバルニエ首席交渉官は欧州議会で「正念場だ。ほとんど時間が残されていない。この協定を1月初めから施行したいのであれば、あと数時間で有意義な交渉を進める必要がある」と発言。「合意が成立する可能性はある。だが合意への道は非常に狭い」と述べた。

同氏は漁業権の問題を巡って溝があると説明。また、英国が自国製品の競争力を高めるため、製品規格を変更した場合や、英国が将来、自国の水域からEUの漁船を排除した場合に、EUがどのような報復措置を取れるのかを巡って合意が「極めて難しい」状態になっていると述べた。

さらに、双方とも合意を目指しているが、EUの単一市場に悪影響を及ぼす協定にEUが調印することはないだろうと指摘。協議で合意が成立するかどうかはわからないとし、「あらゆる事態に備える必要がある」と述べた。

その上で、英国の交渉責任者フロスト氏と「最後の」交渉を試みるとして、欧州議会を後にした。

一方、ジョンソン英首相は英側のドアは開いているとした上で、EU側は妥協すべきと強調。合意の可能性がある限り「協議を続けるが、困難な状況にあると言わざるを得ない」とし、「われわれが自国の法律を管理できるようになることを認識すべきだ。これは国民投票の結果であり、海域や漁業権の管理も可能なはずだ」と述べた。

英国の関係者によると、協議は19日も継続される予定という。

*情報を追加します

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