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離脱後の英国とEUの貿易交渉、EUが優位に=アイルランド首相

 1月27日、アイルランドのバラッカー首相(写真)は、欧州連合(EU)を離脱した後の英国とEUの自由貿易協定(FTA)などを巡る交渉では、EUの方が優位に立つとの見解を示すとともに、年末までに交渉を妥結させるというジョンソン英首相が掲げる日程表に疑問を呈した。写真はダブリンで24日撮影(2020年 ロイター/Lorraine O'Sullivan)

[ロンドン 27日 ロイター] - アイルランドのバラッカー首相は、欧州連合(EU)を離脱した後の英国とEUの自由貿易協定(FTA)などを巡る交渉では、EUの方が優位に立つとの見解を示すとともに、年末までに交渉を妥結させるというジョンソン英首相が掲げる日程表に疑問を呈した。BBCとのインタビューで述べた。

バラッカー首相は、EUと英国をサッカーチームに例え、人口やマーケットの規模で勝るEUの方が「より強いチーム」だとの考えを示した。

バラッカー首相はBBCに対し、「EUは27カ国が加盟する連合だ。英国は1つの国にすぎない。EUには4億5000万人の人口とマーケットがある」と強調した。

ジョンソン首相が2020年末までの交渉妥結を目指していることについて問われると、「それを実現させるのは困難だ」と述べた。

貿易協定を結ぶためには、英国はEUの競争力を削ぐようなことはしないと法的に保証しなければならないと指摘。

また、EUと英国が守るべき、一連の「共通の最低限の基準」に合意しなければならないとし、それは「高度な基準」でなければならないと語った。

バラッカー首相は、昨年は英国が合意なき離脱に至るのではないかと危惧していたが、10月に自身とジョンソン首相が会談したことが突破口になった振り返った。

一方バラッカー首相は、英国本土から北アイルランドに入ってくる物品に対してはある程度のチェックが必要になると警告した。ジョンソン首相は繰り返しその必要はないと主張している。

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