May 30, 2019 / 12:01 AM / 21 days ago

アイルランド閣僚、国境問題のバックストップ修正「もはや不可能」

 5月29日、アイルランドのドナフー財務相は29日、英国の欧州連合(EU)離脱協定案に盛り込まれたアイルランドとの国境問題に関する安全策(バックストップ)を修正することはもはやできないとの認識を示した。写真はダブリンで2月13日撮影(2019年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)

[ダブリン 29日 ロイター] - アイルランドのドナフー財務相は29日、英国の欧州連合(EU)離脱協定案に盛り込まれたアイルランドとの国境問題に関する安全策(バックストップ)を修正することはもはやできないとの認識を示した。

退任を表明したメイ英首相の後継者候補の一部はバックストップの修正を訴えている。

バックストップはアイルランドと英領北アイルランドの間の厳格な国境管理を防ぐため離脱後も英国全土をEUの関税同盟に残すもので、将来的に英国とEUが結ぶ取り決めで国境問題が解決されれば関税同盟からも脱退が可能になる。バックストップは、英議会がメイ首相がEUと合意した離脱案を繰り返し否決した大きな理由だった。

財務相はバックストップ修正の可能性があるか問われ、EUの首脳らは今週、離脱協定案の再交渉はしないと明言したと指摘。

「英国の交渉当事者の誰かがバックストップよりも優れた案を持っていたとしたら、提示する機会は何年も前からあったはずだ」とした上で、「アイルランド島でハードボーダー(物理的な国境)の復活は回避したいという共通認識がある限り、選択肢はバックストップに絞られる」と語った。

また、アイルランド政府はメイ首相の後継者候補の多くが合意なきEU離脱の可能性を排除しない姿勢であることを承知していると述べ、そうなればアイルランドに「多くの深刻な影響が及ぶ」と警戒感を示した。ただ、英国内で結論が出るのを待つ以外の選択肢はないと語った。

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