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ブレグジット後の欧州法の扱い、英政権は明確にすべき=英最高裁長官
2017年8月8日 / 19:46 / 4ヶ月前

ブレグジット後の欧州法の扱い、英政権は明確にすべき=英最高裁長官

[ロンドン 8日 ロイター] - 英最高裁のデービッド・ニューバーガー長官は8日、英国のEU離脱(ブレグジット)後に英国が欧州司法裁判所(ECJ)の判決をどのように扱うかについて、政権は明確にしなければならないと主張した。BBCのインタビューに応じた。

現在英国は、ECJの判決に従わなければならないが、メイ政権はブレグジット後、英国がECJの管轄外になると主張している。

英国は40年以上利用してきた欧州連合(EU)法を国内法に移し替える長く複雑な取り組みに着手しているが、政権はブレグジット後もECJの判決に注意を払うかもしれないとしている。

ニューバーガー長官は「英議会がECJの判断を考慮するべきだと言えばそうする。考慮すべきでないと言えばその通りにする。われわれは法律が定めた通りに動く」と述べた。「裁判官がECJの判断をどのように扱えばよいのかをはっきりさせないのであれば、裁判官は最善を尽くすほかない。議会が法律を定められない中で、裁判官が法律を作っていると攻めるのは不公平だ。今までそのような批判を受けている」と主張した。

ECJの影響が及ぶ範囲を決めることは、離脱交渉の中で主な困難な事項の一つとなりそうだ。現在英国に住む300万人のEU市民が欧州の裁判所に駆け込むことができるかなどについて協議する必要がある。

ブレグジット支持者はECJが英国に口出しする権利を持ってはいけないと主張する。EU離脱を決めた一つの理由は法律上の権利を取り戻すためだと言う。

一方、ブレグジット反対派のドミニク・グリーブ元法務長官は、BBCラジオで「法律上EUから身を引くことで、ブレグジット後、ECJと英裁判所の判断をどのように扱うかについての取り決めが非常に不明瞭になる」と述べた。「持続性を確保するために英国法には欧州法の多くの部分を取り入れているが、今後それをどのように解釈していけばよいのか」と問いかけた。

メイ政権の報道官は、英国がECJの直接的な管轄内でなくなることは各大臣が明確にしていると述べた。「ただ、最大の確実性を確保するために大廃止法案(Great Repeal Bill)がある。EUを離脱する日にECJの判例法は存在するので、それを基に英裁判所はEU法から抽出された判断を下す」とした。

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