November 29, 2018 / 5:22 AM / 20 days ago

英労働党、合意なき離脱阻止に合意案の修正を提案へ

 11月28日、英最大野党の労働党は、英国の欧州連合(EU)離脱を巡り、「合意なき離脱」の阻止を目指す働き掛けを開始した。写真は党大会で基調演説をする労働党のコービン党首。26日にリバプールで撮影(2018年 ロイター/Phil Noble)

[エディンバラ 28日 ロイター] - 英最大野党の労働党は28日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡り、「合意なき離脱」の阻止を目指す働き掛けを開始した。同党は議会審議でメイ首相がEUと交渉した離脱合意案の修正を提案する意向だ。

メイ首相は、EUが25日に正式承認した離脱合意案の議会採決を12月11日に控えているが、議会の承認は困難な情勢だ。議会はこの問題に関して大きく意見が割れており、合意を批准し、来年3月29日の離脱に向けた準備を完了する時間が残り少なくなりつつある。

首相率いる保守党と野党の多くの議員が合意案に反対する意向を表明しており、首相は議会で合意案が否決された場合、英国は合意のないままEUを離脱することになると警告している。

労働党はそうした結末を拒否。審議中に承認動議の修正を提案して合意なき離脱に議会が反対していることを示し、首相に政治的圧力をかける戦術だ。

労働党のコービン党首は声明で「労働党は、雇用と権利、人々の生活を危険にさらす、メイ首相の失敗したブレグジット合意に反対する」と表明。「包括的な関税同盟に基づき、将来の貿易協定で英国の発言権があり、働く権利や環境を守り、経済の再建や公的サービスの拡大を支援するような、議会の支持が得られる賢明な合意があるはずだ」と主張した。

メイ首相は採決で労働党の修正提案を否決する必要がある。敗北しても首相に無理強いすることはできないが、政治的に無視できず、合意案の批准が妨げられる可能性がある。

労働党は合意なき離脱のシナリオから英国を守るため、すべての選択肢を維持するよう党派を超えて働き掛ける方針。同党は総選挙が「国にとって最善の結末」だと主張している。

28日には、労働党の「影の財務相」であるジョン・マクドネル議員が英BBCに対し、総選挙が可能でなければ、労働党は2回目の国民投票を求める可能性があると語った。

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