August 29, 2019 / 9:59 AM / 2 months ago

英野党、来週の緊急審議目指す コービン氏「合意なき離脱阻止」

[ロンドン 29日 ロイター] - 英野党・労働党は29日、ジョンソン首相による「合意なき」欧州連合(EU)離脱を阻止するため、来週議会で緊急審議の実施を目指すと表明した。

 8月29日、英野党・労働党は、合意なき欧州連合(EU)離脱を阻止するための法案可決に向け、来週、議会で緊急審議の実施を目指す方針を示した。写真はロンドンで28日撮影(2019年 ロイター/HENRY NICHOLLS)

ジョンソン英首相は前日、議会開会を正式に宣言する女王演説を10月14日に設定し、エリザベス女王はこれを容認。これによって、議会は9月中旬から10月14日まで閉会され、10月17─18日に開催のEU首脳会議までに残された時間はわずか数日、EU離脱までは2週間強となる。離脱期限までの議会の審議時間を大幅に短縮し、合意なき離脱阻止に向けた議会の動きを封じ込める考えとみられる。

労働党のコービン党首は記者団に対し、夏休みで休会入りしている議会が9月3日に再開次第、合意なき離脱阻止に向けたプロセスに着手すると述べた。

コービン氏は「英国が10月31日に合意なしにEUを離脱するリスクにさらされており、これを止める必要がある」と言明。「われわれが目指しているのは9月3日にジョンソン首相を政治的にストップすることだ」とし、「合意なきEU離脱を阻止する法案を可決し、この重要な時期に議会を閉会することを阻止するための議会のプロセスに乗り出す」と述べた。

労働党の影の国際貿易相であるバリー・ガーディナー議員はスカイニュースに対し、議会の緊急審議に必要な動議を9月2日に提出する予定だと述べた。

議会を離脱期限の直前まで休会とするジョンソン首相の動きを受け、合意なき離脱が現実味を帯びつつある中、金融市場ではポンドの3カ月物のインプライドボラティリティーGBP3MO=が上昇した。

JPモルガンのエコノミストはこの日、合意なき離脱の確率を従来の25%から35%に引き上げた。

ジョンソン政権に対する不信任決議案が可決され、総選挙が実施される可能性も高まっている。

下院では合意なき離脱への反対が多数派を占め、与党・保守党内からもジョンソン首相の案に賛成票を動きに対する反発の声が上がっている。しかし、保守党の議員が不信任投じるかどうかは不透明。

保守党のゴーク議員は、英国が合意なしに離脱する前に議会に残された発言の機会は「基本的に来週のみ」と述べた。

*内容を追加しました。

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