Reuters logo
英野党、EU離脱後も関税同盟維持の方針表明
2017年9月25日 / 15:42 / 1ヶ月前

英野党、EU離脱後も関税同盟維持の方針表明

[ブライトン 25日 ロイター] - 英国の最大野党・労働党は25日、政権を握った場合、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)後も英国がEUの関税同盟にとどまる取り決めを交渉すると表明した。

与党・保守党は、英国が経済的な打撃をいとわずにEU離脱に突き進む「ハードブレグジット(強硬離脱)」を追求している。労働党は何カ月もの間、ブレグジットを巡り保守党と似た姿勢を示してきたが、8月に方針を変えた。2019年3月の離脱後に設ける移行期間に英国を欧州単一市場にとどまらせることを目指すと主張した。

労働党でEU離脱を担当するスターマー氏はこの日、こうした方針からさらに一歩踏み込み「われわれが政権を握った場合、関税同盟と単一市場の利点を維持できるような取り決めを交渉する」と述べた。英国南部ブライトンで行われている労働党の年次党大会で話した。「もちろん交渉次第だが、EUと関税同盟を維持することは労働党にとって、最終的な取り決めとして可能な選択肢だ」と主張した。

これはメイ英首相の「強行離脱」に対する挑戦を突きつけると同時に、党内の亀裂を深める危険性もある。関税同盟における緊密な経済関係を求める者と、国民投票は完全離脱を意味すると主張する者の対立だ。

労働党も保守党も、ブレグジットのあり方を巡り党内の意見をまとめることに苦戦している。こうした中、労働党はより「ソフト」な離脱を主張することで、幅広い有権者の支持を得る狙いだ。

労働党は6月の英総選挙で議席を伸ばして以来、好調だ。総選挙で保守党は過半数を割り、ブレグジット交渉で有利な政権体制を目指していたメイ首相の試みは失敗した。労働党は、英政権内の溝が深まっていることを機に、移行期間に設ける特別な取り決めを交渉するにあたり英国は時間切れになったと述べ、自身の主張を強めている。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below