July 1, 2019 / 3:06 AM / 18 days ago

英首相候補ハント氏、合意なき離脱に備え国内漁業・農業支援提案へ

 6月30日、英次期首相候補のジェレミー・ハント外相(写真)は、欧州連合(EU)からの合意なき離脱に備えた計画で、国内の漁業と農業を保護するために60億ポンド(76億ドル)予算を確保することを提案する。写真はマンチェスターで29日撮影(2019年 ロイター/Andrew Yates)

[ロンドン 30日 ロイター] - 英次期首相候補のジェレミー・ハント外相は、欧州連合(EU)からの合意なき離脱に備えた計画で、国内の漁業と農業を保護するために60億ポンド(76億ドル)予算を確保することを提案する。

ハント氏のオフィスが公表した1日の演説準備原稿によると、同氏は「シュロップシャー州の牧羊業者」と「ピーターヘッドの漁業」が抱える離脱に伴う懸念の払しょくに努める。欧州向けの輸出を手掛ける漁業と農業を対象に、関税導入や国境での物流停滞といった状況で予想される打撃を緩和するため、60億ポンドの予算を確保する。

ハント氏は「合意なき離脱の影響を和らげ、短期的な困難を取り除く。金融危機時に銀行のためにこうしたことを実施できるのであれば、漁業や農業に携わる人々や中小企業のためにもできる」と説明する。

ハント氏ここ数日、必要であれば合意なき離脱も辞さないとの姿勢を一段と強めている。

30日には、議会の承認が得られる見通しがたたない場合、10月初旬に合意なき離脱を決定すると表明。合意なき離脱で混乱が予想される中小企業経営者やその社員どのように対応するのかとの質問には、民主主義が優先されるべきだと主張した。

「英国は国民が求めていることを政治家が行う国だ。合意なき離脱をしなければならない場合にはそれを行う。ただ、企業が混乱を乗り切ることができるための支援策をみつける」と説明した。

ハント氏とその対立候補のボリス・ジョンソン前外相は、EU側を交渉の席に着かせるため、英国は合意なき離脱も辞さない考えであることをEUに示す必要があると主張している。

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