June 19, 2018 / 12:47 AM / 3 months ago

英EU離脱法案、議会の権限制限するメイ政権案を上院が否決

[ロンドン 18日 ロイター] - 英上院は18日、欧州連合(EU)離脱法案に関し、議会が交渉の行方を左右することを認めないとしたメイ政権の案を否決し、議会により大きな権限を与える対案を可決した。

 6月18日、英上院は、欧州連合(EU)離脱法案に関し、議会が交渉の行方を左右することを認めないとしたメイ政権の案を否決し、議会により大きな権限を与える対案を可決した。写真は首相官邸を出るメイ首相。13日にロンドンで撮影(2018年 ロイター/TOBY MELVILLE)

メイ政権は、EU離脱に関する象徴的な採決を行う権限を議会に付与しつつ、閣僚に方針転換を強いることは認めないとする案を提示していたが、上院はこれを否決。

代わりに、メイ政権とEUの合意を議会が否決した場合や、合意がまとまらなかった場合に政府がとるべき対応を決める権限を議会に与える案を354対235の賛成多数で可決した。

離脱プロセスに関する議会の権限を巡っては、メイ政権と与党保守党内の親EU派との間で見解が対立。歩み寄りを目指した両者の協議が前週決裂したことから、メイ政権の提案は否決が予想されていた。

上院が可決した対案は20日に下院で採決にかけられる。親EU派はなおメイ政権との歩み寄りを模索しているが、要求が受け入れられなければ政権を崩壊させることも可能だと警告している。

穏健な離脱につながるとみられる「意味のある採決」を議会に認めることを回避したいメイ首相にとって、20日の採決は非常に重要となる。

また、自身が率いる保守党議員をまとめられなければ、通商や関税など重要な問題を巡る他の法案でも壁に直面する可能性が高まる。

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