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英、北アイルランド巡る対立緩和措置で近く合意見込む=報道官

 6月29日、ジョンソン英首相の報道官は、英領北アイルランドに入る英国産冷蔵肉に対する通関検査の免除を巡りEUと対立している問題で、近く猶予期間の延長で合意がまとまるとの見通しを示した。ロンドンで撮影(2021年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 29日 ロイター] - ジョンソン英首相の報道官は29日、英領北アイルランドに入る英国産冷蔵肉に対する通関検査の免除を巡り欧州連合(EU)と対立している問題で、近く猶予期間の延長で合意がまとまるとの見通しを示した。

英国が昨年12月にEUから完全に離脱したのを受け、北アイルランドとの貿易に混乱が生じており、英国は長期的な解決策について協議する時間を確保するために猶予期間を延長すべきだと主張してきた。

報道官は「英国が受け入れ可能な条件で、冷蔵肉の猶予期間の延長に関して近く合意があるとわれわれは期待している」と述べた。

離脱協定には、北アイルランドを実質的にEUの関税同盟にとどめると定めた北アイルランド議定書が盛り込まれた。英国の残る地域は関税同盟を離脱した。

EUは英国に対し、議定書に沿ってアイルランド海を挟んで輸送されるモノに通関手続きを設けるよう求めてきた。北アイルランドとEU加盟アイルランド間の陸続きの国境が抜け穴となり、英国の製品がEU単一市場に流れ込むのを阻止したいからだ。

ただ、離脱後の物流の混乱が北アイルランドの一部親英派の怒りを買ったことを受け、英国は今月末まで通関検査の猶予期間を延長した。1998年の歴史的な北アイルランド和平を守るための措置としている。

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