February 4, 2019 / 11:18 PM / 6 months ago

英が日産に最大1億ドルの支援約束、16年に 閣僚「再申請必要」

2月4日、英国がEU離脱を決めた2016年の国民投票の約4カ月後に、日産自動車が同国で大規模な投資をする意向を示したことを受けて英政府が日産に約8000万ポンド(1億0400万ドル)規模の事業支援を約束をしていたと、英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。日産の英サンダーランド工場で撮影(2019年 ロイター/Phil Noble)

[ロンドン 4日 ロイター] - 英国が欧州連合(EU)離脱を決めた2016年の国民投票の約4カ月後に、日産自動車(7201.T)が同国で大規模な投資をする意向を示したことを受けて英政府が日産に最大8000万ポンド(1億0400万ドル)規模の事業支援を約束をしていたことが、4日公表された書簡で明らかになった。

日産は3日、ブレグジット(英国の欧州連合離脱)を巡る不透明感を理由に、スポーツ多目的車(SUV)「エクストレイル」の次期モデルを英国で生産する計画を取りやめ、日本でのみ生産すると発表した。しかし日産は国民投票後の16年10月当時、「エクストレイル」と「キャシュカイ」の次期モデルを英サンダーランド工場で生産する方針を示していた。[nL3N1ZY145]

クラーク英民間企業・エネルギー・産業戦略相は16年当初、当時のゴーン会長宛て書簡の中で「英政府は貴社のサンダーランドにおけるプレゼンスに対するEU市場の重要性を認識している」とした上で「英国の自動車メーカーを支援し、英国とEUの将来の関係が英・EU間の輸出入に悪影響を及ばないようにすることは、EUとの交渉で重要な優先事項となる」と述べた。

さらに「目標を高く掲げ、将来の交渉において欧州市場へのアクセス継続を精力的に求めていく」としたほか、エクストレイル、キャシュカイの新型モデルを英国で生産することを条件に最大8000万ポンドの支援を約束するとした。

書簡について、日産は「対英投資の支援および当社の欧州製造拠点の一つであるサンダーランド工場の維持に向け、当社と英国政府に引き続き意欲があることを示している」と述べた。日産は3日、キャシュカイやジュークの次世代モデルへの投資計画に影響はないとした。

クラーク氏は4日、エクストレイル次期モデルの英国生産計画取りやめを受け、日産が政府支援を受けるには再申請が必要との認識を議会で示した。

訓練・開発・環境面の改善向けに承認した支援は、エクストレイルとキャシュカイ両モデルがサンダーランド工場で生産される条件に基づくものだったと指摘した。

すでに承認した6100万ポンド相当の支援で、日産に支払われたのはわずか260万ポンドにとどまっているという。

*内容を更新します。

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