June 7, 2019 / 3:42 AM / 20 days ago

英下院補選、労働党が議席維持 ブレグジット党の攻勢かわす

[ピーターバラ(英国) 7日 ロイター] - 英国東部ピーターバラで行われた下院補選は、野党・労働党が683票の差で新党ブレグジット党の攻勢をかわし、かろうじて議席を維持した。

 6月7日、英国東部ピーターバラで行われた下院補選は、野党・労働党が683票の差で新党ブレグジット党の攻勢をかわし、かろうじて議席を維持した。写真は当選した労働党のリサ・フォーブス議員。英ピーターバラで6日撮影(2019年 ロイター/Chris Radburn)

ピーターバラでは、現職の労働党議員がリコールされたため、補選が実施された。

補選では、労働党候補が1万0484票を獲得。ブレグジット党の候補は次点で9801票、与党・保守党の候補は3位で7243票だった。

ブレグジット党は4月に発足。5月の英国の欧州議会選では、欧州連合(EU)離脱を決められない保守党と議会への批判票を集める形で、第1党に躍進した。

ピーターバラでは、2016年の国民投票でEU離脱派が61%を占めており、ブックメーカー(賭け屋)では今回の補選でブレグジット党が勝利するとの見方が強まっていた。

当選した労働党のリサ・フォーブス議員は勝利演説で「ピーターバラでブレグジット党が敗れたという事実は、分断の政治が受け入れられないことを示している」と表明した。

フォーブス氏は、メイ英首相の後任は、労働党との協議を再開すべきだと指摘した。保守党と労働党はEU離脱の膠着状態を打破するための協議を進めていたが、まとまらなかった。

労働党内では、2度目の国民投票への支持を明確にすべきかどうかで見方が分かれている。

コービン党首は、国民投票は総選挙とともに選択肢のひとつであるべきだとの考えを示すにとどめている。

再国民投票の実施を支持するかとの質問に対してフォーブス氏は「議会のこう着状態が続けば、最終的に2度目の国民投票の実施となるかもしれない」とコメントした。

議席を確保できなかったもののブレグジット党は得票数で保守党を上回ったことから、今後、メイ首相の後任に名乗りを上げている候補者に対して、EU離脱を実現させるよう圧力が増すと予想される。

ブレグジット党のファラージ党首はBBCラジオに、有権者が今後の選挙でブレグジット党を支持しなければ、コービン政権が誕生する可能性があると主張。

「10月31日にEUをきっぱり離脱しなければ、ブレグジット党が躍進することになる」と述べた。

*内容を追加しました。

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