[ロンドン 29日 ロイター] - ラーブ英外相は29日、政府が合意なき欧州連合(EU)離脱の準備を加速させており、10月31日に合意の有無に関係なく離脱する準備が整うだろうと述べた。
ラーブ外相は、アイルランド国境管理を巡る「バックストップ(安全策)」を「非民主主義的」とし、離脱協定から除外しなければならないと主張。
BBCに対し「EUのパートナー、友人との良い合意を望んでいるが、そのためには非民主主義的なバックストップを外さなくてはならない」とし「首相が指示し、内閣が了承したことは、その準備の加速だ」と語った。
合意なき離脱に反対している保守党のレットウィン議員はBBCラジオに対し、議会は合意なき離脱の阻止を模索する方針だが、それが可能かどうかは不透明との認識を示した。