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資産運用者の所在地巡るEU規制、業界から反対の声

[ロンドン 15日 ロイター] - 欧州証券市場監督機構(ESMA)が資産運用担当者の所在地に関するルールの厳格化を求めているのに対し、業界関係者からは反対の声が上がっている。

欧州連合(EU)の金融規制当局であるESMAは先月、欧州委員会に書簡を送り、英国の資産運用会社がEU内に「ペーパーファンド」を設立して、EU市場へのアクセスを継続することを法律で正式に禁じるべきとの見解を示した。

シュローダーで公共政策担当部門を率いるシェイラ・ニコル氏は、ファンドを監督する上で規制当局はいまだに物理的、地理的存在が重要との考えにこだわっていると指摘した。

新型コロナウイルスの流行によって在宅勤務が常態化しているとして「そうした問題は重要ではないことが示された」と語った。

「私のいる場所がロンドンであってもアムステルダムでもミラノでも、イタリアやフランス、ドイツ、あるいはルクセンブルクの規制に従うことができる。(コロナ)危機はこの問題について違った考え方をするきっかけになるかもしれない」と述べた。

またブラックロックの公共政策担当マネジングディレクター、マーティン・パークス氏は、ファンドがEU内に拠点を置きロンドンで資産運用を委託することについて、投資家に幅広い投資機会を提供するとの見方を示した。

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