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英、EU離脱交渉前進の確約条件に清算金の具体額提示へ
2017年11月21日 / 23:42 / 19日前

英、EU離脱交渉前進の確約条件に清算金の具体額提示へ

[ロンドン/ブリュッセル 21日 ロイター] - 英国のメイ首相は、欧州連合(EU)離脱に伴い英国が支払う清算金について、EU側が離脱交渉を前進させると確約した場合にのみ、具体的な額を提示する方針を固めた。

 11月21日、英国のメイ首相(写真)は、欧州連合(EU)離脱に伴い英国が支払う清算金について、EU側が離脱交渉を前進させると確約した場合にのみ、具体的な額を提示する方針を固めた。写真は1日ロンドンで撮影(2017年 ロイター/Toby Melville)

首相は20日に主要閣僚らとブレグジット(EU離脱)に関する会合を開催。メイ氏の報道官は具体的な額は協議されなかったと語り、他の閣僚らも議題について詳細を明らかにしなかった。

現地メディアは、メイ首相が清算金について、200億ユーロ(235億ドル)とされる当初の提案を2倍以上に増額する可能性があると報じた。EUの欧州委員会はこれまで、600億ユーロという額を提示しているが、当局者らは最終的な額は交渉次第との立場を繰り返し示している。

20日の閣僚会合ではEU加盟国としての約束を果たすことが確認されたが、英政府は、EU側が交渉会合で通商など将来の関係を話し合う「第2段階」に入ることで合意した場合にのみ具体案を示す方針で、ブレグジット推進派の閣僚らもこれを承認した。

メイ首相は21日、「われわれは将来のEUとの深く特別な関係や包括的通商協定を話し合うため、第2段階に進む用意がある」と表明。

「これは英国と英国以外の27EU加盟国の国益に合致している。英国とEUがともに前進することが重要だ」と続けた。

EU側は公式には、英国が清算金の額を明示するよりも先に、離脱後もEU予算の一部を負担すると確約する必要があるとの立場を堅持している。

欧州委員会のティメルマンス第1副委員長は、英国が清算金を増額すれば将来の関係に交渉を進めると約束する用意があるか問われ、「(清算金を含む)3つの重要懸案に満足な対応が取られれば、次の段階に進める。これは当初からはっきりしている」と述べた。

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