June 26, 2019 / 12:17 AM / a month ago

英国際貿易相、合意なきEU離脱でも非関税貿易が可能との見方否定

 6月25日、英国のフォックス国際貿易相(写真)は、合意がないまま欧州連合(EU)を離脱しても国際貿易ルールに基づいてEUとの非関税貿易は維持できるとの見方を否定した。5月にカイロで撮影(2019年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)

[ロンドン 25日 ロイター] - 英国のフォックス国際貿易相は、合意がないまま欧州連合(EU)を離脱しても国際貿易ルールに基づいてEUとの非関税貿易は維持できるとの見方を否定した。このような見方は次期英首相の最有力候補と目されるジョンソン前外相が示している。

与党・保守党の党首選で最有力候補のジョンソン氏はEUと離脱条件などで合意してもしなくても、10月31日に離脱を実現すると公約している。メイ首相の後任となる保守党党首は来月決まる。

ジョンソン氏は離脱交渉が決裂した場合、関税および貿易に関する一般協定(GATT)第24条に基づきEUとの非関税貿易を継続する「現状維持期間」を推進する考えを示している。

フォックス氏は、25日にネット上で公開した書簡の抜粋で、GATT第24条を適用する場合はEUの同意が必要になると指摘。フォックス氏はジョンソン氏の対立候補であるハント外相への支持を表明している。

同氏は書簡で「『合意なし』のシナリオは当然のことながら、英国とEUとの間に一時的あるいは恒久的ないかなる取り決めについても相互合意がないことを示す。そのような状況で第24条を用いることはできない」と主張した。

ジョンソン氏を直接名指しはしなかった。

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁も前週、合意のないままEUを離脱した場合でも貿易関税を回避できるとする見方を否定している。

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