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英国、EU離脱なら巨額の関税負担の可能性=WTO事務局長

 5月25日、世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長は、英フィナンシャル・タイムズ紙のインタビューで、欧州連合(EU)から離脱した場合、英国の消費者が追加で年間90億ポンド(132億ドル)の輸入関税を負担する可能性を指摘した。ジュネーブで昨年11月撮影(2016年 ロイター/Denis Balibouse)

[ジュネーブ 25日 ロイター] - 世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長は、英フィナンシャル・タイムズ紙のインタビューで、欧州連合(EU)から離脱した場合、英国の消費者が追加で年間90億ポンド(132億ドル)の輸入関税を負担する可能性を指摘した。

同紙によると、英国の輸出は新たな関税で55億ポンドの負担を強いられ、WTOに最初から参加するような貿易関係の再構築が必要になる。161のWTO加盟国・地域との交易条件の再交渉が必要になり、36のEUの貿易協定でカバーされている58カ国への低関税・無関税でのアクセスも失うことになる。

事務局長は「対外貿易の多くで交渉が必要となる。こうした交渉は非常に困難で複雑だ。ペースも遅いだろう。たとえ英国がすぐに交渉できても、相手が交渉に臨むとは限らない。すべての貿易障壁を取り払い無税の国になる選択肢もあるが、その可能性は低いだろう」と述べた。

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