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メイ英首相、高層住宅火災で住人慰問せず 与党からも批判
2017年6月16日 / 09:47 / 5ヶ月後

メイ英首相、高層住宅火災で住人慰問せず 与党からも批判

[ロンドン 16日 ロイター] - 英国のメイ首相が、ロンドンにある高層公営住宅で発生した大規模火災の被害者を慰問していないことで、批判を受けている。24階建て高層住宅「グレンフェル・タワー」で発生した今回の火災では、少なくとも17人が死亡。

 6月16日、英国のメイ首相が、ロンドンにある高層公営住宅で発生した大規模火災の被害者を慰問していないことで、批判を受けている。官邸に入る首相、15日撮影(2017年 ロイター/Toby Melville)

大衆紙サンによると、少なくとも65人が行方不明になっているという。メイ首相は公開調査を約束し、救急隊との会見後、テレビでお悔やみの声明を発表した。

だが、野党労働党のコービン党首やロンドンのカーン市長と異なり、グレンフェル・タワーの住人とは面会せず、地元やメディアだけでなく与党保守党内からも批判が出ている。

国防相などを歴任した元政治家のマイケル・ポーティロ氏は「メイ首相は、人間性をまったく見せずにすべての状況をコントロールしようとした」と糾弾。「首相は住人を慰問すべきだった。人々を恐れず、彼らの感情を受け止める覚悟をすべきだ」と述べた。

首相は15日、住人との面会や現地公民館の訪問をしていない理由をただされ、救急隊から報告される予定の現場を訪れたかったと述べた。

16日の英各紙は政府に対する批判を強め、燃えやすい素材が外装に使用されていたことと急速な延焼の関連性など、解明されていない疑問を指摘。先の総選挙ではメイ首相を支持した右派タブロイド紙のデーリー・メールは「死を招いた3つの疑問」との見出しで問題を提起し、政府は憂慮すべき課題に直面していると報じた。

一方、住宅政策を担当するジェイビッド地方自治相は、メイ首相が被害者を慰問していないことを擁護。「首相がしたかったことは、復旧や救助活動をしている人々に声をかけ、必要なものがすべて揃っているか確認することだった」と述べた。

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