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iPhone情報巡る米グーグルへの集団訴訟、英裁判所が棄却

 10月8日、英ロンドンの高等裁判所は、米グーグルが400万人超の「iPhone(アイフォーン)」ユーザーから不正に情報を入手したとして提起されていた集団訴訟を棄却した。写真はグーグルのロゴ。チューリッヒで9月撮影(2018年 ロイター/Arnd WIegmann)

[ロンドン 8日 ロイター] - 英ロンドンの高等裁判所は8日、米グーグルが400万人超の「iPhone(アイフォーン)」ユーザーから不正に情報を入手したとして提起されていた集団訴訟を棄却した。

原告側は、グーグルが2011年6月から2012年2月にiPhoneのブラウザー「サファリ」のプライバシー設定をくぐり抜け、ユーザーのインターネット閲覧情報を入手したと主張、同社に対し賠償金の支払いを求めていた。

マーク・ウォービー判事は、グーグルが行ったとされるサファリ・ワークアラウンドを通じて得たデータの利用における行動は「不正行為で義務違反だ」とした上で、原告側が英国のデータ保護法で規定される「損害」を被ったかどうかは明確ではないとし、訴訟手続きを進められないとの判断を下した。

原告側を代表するリチャード・ロイド氏は、この判断について「非常に失望した。何百万人もの人が個人情報を不正利用された際の救済策や補償を求める実用的な手段を得られないままだ」とし、上訴の許可を求める方針を示した。

一方、グーグルの広報担当者は「ユーザーのプライバシーとセキュリティーはわれわれにとって極めて重要だ。原告側の主張には法的根拠がなく、棄却されたことをうれしく思う」と語った。

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