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クレディ・スイス、グリーンシル関連で23億ドルのエクスポージャー

[チューリヒ 13日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイスは13日、英グリーンシル・キャピタル関連のサプライチェーン・ファイナンス・ファンド(SCFF)について、23億ドルの融資が金銭面・訴訟面の不透明要因にさらされていると投資家に明らかにした。

クレディ・スイスは1カ月という短い間にまずグリーンシル、次いで同じく取引関係があった米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントの破綻という逆風に見舞われた。

グリーンシルは保険契約の失効を受けて破産を申請。クレディ・スイスの資産運用部門は先月、グリーンシルが発行した債券に投資する100億ドル相当のSCFFの閉鎖を余儀なくされた。

クレディ・スイスはその後、SCFFの投資家に資産返還を進めている。同社は13日、追加で17億ドルを返還できると発表。これまでの返還総額が48億ドルに達したことを明らかにした。

同社はSCFFの資産23億ドルに「3つの分野のエクスポージャー」があると表明。破産の可能性に加え、債務者の財務状況、法律上の複雑な問題、訴訟の可能性に関するリスクを挙げた。

こうした懸念要因に訴訟・担保権の実行・保険金請求といった戦略を通じて対応するため、法律や再編の専門家と作業を進めているという。

また、3つのグループに関連して23億ドルの資金を特定したとも表明。実業家サンジーブ・グプタ氏のGFGアライアンス、建設会社カテラ、石炭会社ブルーストーンを挙げた。

4つのSCFFの取引を停止した3月1日以降、これまでに20億ドルの売掛債権を回収したことも明らかにした。SCFFのキャッシュポジションと過去に受け取った資金を合わせると総額54億ドルで、これはSCFFの取引が停止された時点の運用資産総額の半分以上に相当する。

クレディ・スイスはグリーンシルの管財人と連絡を取り合っており、今後も資金の回収を続けると表明。今月末までに新たな情報を提供するとしている。

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