June 8, 2018 / 9:44 AM / 11 days ago

英金融当局、プレミアム上場制度で再提案 アラムコ誘致狙う

[ロンドン 8日 ロイター] - 英国の金融行動監視機構(FCA)は、7月に新たなプレミアム上場制度を実施する方針を改めて示した。サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの上場誘致をにらんだ動きとみられるが、一部では批判も出ている。

アラムコは新規株式公開(IPO)を予定しており、5%の株式を売却する計画。市場はリヤドと、ロンドンやニューヨークなどの国際的市場を検討している。過去最大規模のIPOになるとの期待が出ており、誘致に成功すれば市場の評価は上がると期待される。

英国は欧州連合(EU)離脱を控え、金融センターとしてのロンドンの主導的な位置を強化したい考えで、FCAは昨年、国営企業の英国上場に関する規制緩和を提案した。ただ、議会からは投資家の保護が後退するとの批判を受けていた。

今回、FCAは発表文で「発行体がプレミアム上場においてこれらの追加的条件を満たすことに合意すれば、投資家には多大な恩恵がもたらされると考える」と主張。新規則の概要を示した83ページの文書も公表した。

FCAはフィードバックを受けて、前回提案の一部を修正。社外取締役の選出には独立株主の承認を必要とすることや、国と発行体間での取引で「適時開示」を義務付けることなどを盛り込んだ。

ただ、支配株主間の契約に関しての規定はなく、国あるいは共同出資者との特定取引について事前にスポンサーの意見を求めたり、事前に独立株主からの承認を得たりする必要はない。

FCAのベイリー長官は「これらの規則は、国営企業が英国市場に上場した場合、投資家がプレミアム上場に基づく保護から恩恵を得られるということを意味している」と述べた。

ロンドン市場におけるプレミアム上場では通常、発行体は株式の少なくとも25%を公開することが求められる。だが、新しいカテゴリーではもっと低い割合でも上場が可能になる。

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