[ロンドン 20日 ロイター] - 英国のクレバリー外相は20日、昨年12月に就任した中国の秦剛外相と対話し、新疆ウイグル自治区で発生しているとされる人権侵害問題を取り上げたと明らかにした。
ツイッターで「新疆ウイグル自治区における人権侵害問題と台湾海峡の平和の必要性を取り上げた。また、気候と貿易の課題解決に向け協力する点で一致した」と投稿した。
新華社によると秦外相は、中国は英国に課題も脅威ももたらしていないと述べるとともに、良好な中英関係は両国の国益となるほか、世界の平和と発展に寄与すると述べた。
英国では政府の防衛・外交方針で中国を「体制上の競争相手」から「脅威」と位置付けるよう、与党内からもスナク首相に圧力がかかっている。
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