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「ジョンソン英首相に退陣迫る可能性議論した」、元側近が暴露

 7月20日、ドミニク・カミングス前英首相上級顧問(写真)はBBCのインタビューで、2019年の総選挙での与党圧勝後、自身を含め欧州連合(EU)離脱キャンペーンを支えてきた側近らが官邸内で脇に追いやられたため、ジョンソン首相に退陣を迫る可能性について議論したと明らかにした。2020年11月、ロンドンのダウニング街で撮影(2021年 ロイター/John Sibley)

[ロンドン 20日 ロイター] - ドミニク・カミングス前英首相上級顧問はBBCのインタビューで、2019年の総選挙での与党圧勝後、自身を含め欧州連合(EU)離脱キャンペーンを支えてきた側近らが官邸内で脇に追いやられたため、ジョンソン首相に退陣を迫る可能性について議論したと明らかにした。

カミングス氏によると、19年11月の総選挙後の20年1月時点でジョンソン氏に「今後の計画はなく」、当時首相の交際相手だったキャリー・シモンズ氏(今年結婚)は、離脱を訴えるキャンペーンを支えたカミングス氏らを政府の重要な意思決定に関与させないことを望んだという。

「その時点で既に、『夏までにわれわれがここから消えるか、(ジョンソン氏を)退陣に追い込み、他の誰かを首相に据える手続きに入るかのどちらかになるだろう』という話をしていた」と述べた。

カミングス氏がテレビインタビューに応じるのは昨年の辞任以降初めて。放送に先立ち、インタビューの抜粋が19日に公表された。

その中でカミングス氏は、ジョンソン首相が昨年秋に導入された新型コロナウイルス感染拡大を抑えるための2度目のロックダウン(都市封鎖)について、「死亡しているのは基本的に80歳以上だ」と述べて難色を示していたと明らかにした。首相官邸は、ジョンソン氏は人々の命と生活を守るために行動してきたとコメントした。

政府は、カミングス氏がジョンソン氏に退陣を迫る可能性を検討していたと発言したことについて、まだコメントしていない。

またカミングス氏はインタビューで、EU離脱は良い考えであることに変わりはないが、離脱のメリットを100%確信している人は「ねじが緩んでいる」との見解を示した。

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