May 30, 2019 / 12:31 AM / in 3 months

英財務相、次期首相狙う候補者のポピュリスト政策けん制

 5月30日、ハモンド英財務相[写真)は予定されているスピーチで、メイ首相の退陣表明を受けて保守党党首選に立候補を表明した候補者らに対して、減税や規制緩和を掲げ、ポピュリスト的な政策で党内の支持を得ようとすることをけん制する。22日にロンドンで撮影(2019年 ロイター/TOBY MELVILLE)

[ロンドン 29日 ロイター] - ハモンド英財務相は30日に予定されているスピーチで、メイ首相の退陣表明を受けて保守党党首選に立候補を表明した候補者らに対して、減税や規制緩和を掲げ、ポピュリスト(大衆迎合主義)的な政策で党内の支持を得ようとすることをけん制する。財務省関係者が明らかにした。

メイ首相は、自身の離脱協定案に対して議会の承認取り付けに失敗し、欧州連合(EU)離脱を実現できなかったとして退陣を表明。6月7日に党首を辞任する予定。

既に複数候補が党首選に名乗りを上げ、それぞれの政策を打ち出し、党内の支持確保に動いている。

ハモンド氏は、賃金関連リポートについてのスピーチで「英国や他の先進国で、市場経済と自由貿易がいかに富を作り出してそれを分配するかという理論と、多くの一般の人々が実際に経験することの間にギャップがあり、それが拡大しているのは事実だ」と指摘し、ただそれは、われわれがこの経済モデルを放棄すべきだということにはつながらない、と主張する。準備原稿で明らかになった。

「もちろん人々の懸念を無視することもできない。さもなければ、無謀なポピュリストがその空白を生めるために台頭する」と説明する。

ハモンド氏の発言は、既に減税を公約しているラーブ前EU離脱担当相や、規制緩和を訴える他の候補者へのけん制と受け止められる。

ハモンド氏は「われわれは、規制のある市場のモデルが高い賃金や生活水準を実現できるということを示すため、断固たる行動を取る必要がある」と強調する。

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