[ロンドン 3日 ロイター] - ジョンソン英首相の後任を決める与党・保守党党首選の世論調査でトラス外相がリードを広げる中、苦戦を強いられているスナク前財務相は、党首選は「まだ始まったばかり」との見方を示した。
2日に公表されたユーガブの調査によると、トラス氏は保守党員の間でスナク氏に34ポイントの差をつけている。また、86%が投票先を決めたと回答した。
ウェブサイト「コンサーバティブ・ホーム」が党員1003人に実施し、3日に公表した調査では、トラス氏支持が58%、スナク氏が26%となり、12%が未定と答えた。
スナク氏は「(党首選は)まだ始まったばかりで、今後数週間でより多くの人に会えるのを楽しみにしている」とツイッターで述べた。
こうした中、ジャビド前保健相は3日、「現状に挑戦」する意思と早期減税の計画を理由にトラス氏を支持する考えを示した。
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