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英金融当局、クレディ・スイスを監視リストに掲載=英紙

 6月12日、英金融行動監視機構(FCA)はスイス金融大手クレディス・スイスを重点的な監視が必要な金融機関のリストに加えた。ジュネーブで9日撮影(2022年 ロイター/Denis Balibouse)

[12日 ロイター] - 英金融行動監視機構(FCA)はスイス金融大手クレディス・スイスを重点的な監視が必要な金融機関のリストに加えた。12日付英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙がFCAからクレディ・スイスに送られた書簡を引用して報じた。企業文化や企業統治、リスク管理の面で改善が十分でないとの懸念が理由と説明しているという。

FCAの規制対象になる金融機関は約6万社。このうち常時20社前後がリストに載っている。FT紙はリストに詳しい消息筋の話として、掲載はFCAの懸念が深刻であることを示唆すると伝えた。書簡はクレディ・スイスに対し、今年下半期に同社の国際的な取締役会機能やリスク管理や監査の委員会機能の有効性について点検するよう要請。

FT紙によると、FCAはスイスの金融規制当局Finmaとの協議を経て要請に踏み切った。FCAが、長年の規則違反に絡んで同行が適切に報告をしているのかを巡っても懸念を寄せている。同行幹部に対し、不正行為防止や透明性改善のため手を打っていた証拠を示すことも求めているという。

クレディ・スイスは昨年にFCAと米証券取引委員会(SEC)から、モザンビークでの20億ドルの汚職不祥事に絡む贈収賄と詐欺に関連して制裁金約4億7500万ドルを科されている。昨年はアルケゴス・キャピタル・マネジメントの巨額損失や英グリーンシル・キャピタルの破綻でも多額の損失を出している。

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