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英裁判所、ヘンリー王子の警護要求退ける 私費の警察利用認めず

 英王室を離脱したヘンリー王子が英国滞在中に私費による警察の警護を求めていた問題で、ロンドンの高等法院は23日、政府に要請を拒否されて不服を申し立てていた王子側の訴えを退けた。ロンドンで6日代表撮影(2023年 ロイター)

[ロンドン 23日 ロイター] - 英王室を離脱したヘンリー王子が英国滞在中に私費による警察の警護を求めていた問題で、ロンドンの高等法院は23日、政府に要請を拒否されて不服を申し立てていた王子側の訴えを退けた。

警察と政府側の弁護団は、要請を認めた場合、富裕層が特別な訓練を受けた警官を私的なボディガードとして「買う」ことができるようになると主張していた。

また、警護を管轄する王室・公人警護執行委員会(RAVEC)が公共の利益や国家の利益にならないと判断した場合、警護担当者が危険な任務を強いられるのは不合理だとも述べていた。

判事は判決で、RAVECの判断は公的な警護を私費で利用可能にすべきではないという政策的理由はあるというもので、その判断に不合理と思われる点はないと説明した。

ヘンリー王子夫妻は先週、米ニューヨーク市内でパパラッチを乗せた車に2時間以上にわたって追い回されたと明らかにしていた。

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