May 9, 2019 / 5:39 AM / 2 months ago

英ストーンヘンジ中心部の石が「帰国」、ルーツ解明の手がかりに

 英国南部ウィルシャー州の古代巨石遺跡「ストーンヘンジ」から考古学上の作業で切り取られた石が、60年ぶりに英国に戻された。歴史的建造物の保護団体、イングリッシュ・ヘリテージが8日、明らかにした。提供写真(2019年 ロイター)

[ロンドン 8日 ロイター] - 英国南部ウィルシャー州の古代巨石遺跡「ストーンヘンジ」から考古学上の作業で切り取られた石が、60年ぶりに英国に戻された。歴史的建造物の保護団体、イングリッシュ・ヘリテージが8日、明らかにした。

石は長さ1.08メートル、直径25ミリの円筒形で、1958年にひびの入った巨石を金属製の棒で補強した際に石柱の中心部を切り取ったもの。作業はダイヤモンドの研磨を手がけていたバンモップス社が行い、従業員のロバート・フィリップスさんが石を保管、移住先の米国に持ち込んでいた。昨年、90歳の誕生日を前に、イングリッシュ・ヘリテージによる管理を要請したという。

イングリッシュ・ヘリテージの担当者は「米国からストーンヘンジの一部を持っているとの電話がくるとはまったく予想していなかった」と述べた。

ストーンヘンジは、放射性炭素による年代測定で4000─5000年前に造られたことが分かっているが、建造の理由や目的ははっきりしていない。

イングリッシュ・ヘリテージは、ストーンヘンジが風雨にさらされてきた中、今回の石は中心部で無傷の状態と指摘。担当者は、「ストーンヘンジ中心部の『DNA』を調べれば、この巨石のルーツを巡る新たな解明につながるかもしれない」と述べた。

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