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IT業界、AI内の女性差別撤廃に注力を=FBサンドバーグ氏

 米フェイスブックのサンドバーグCOOは、人工知能(AI)がアルゴリズムに成人女性と少女への性差別を組み込んでいる事例があるとし、IT企業に対策を呼びかけた。写真は2019年1月、ダボスで撮影(2020年 ロイター)

[ロンドン 21日 トムソン・ロイター財団] - 米フェイスブックFB.Oのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)は21日、人工知能(AI)がアルゴリズムに成人女性と少女への性差別を組み込んでいる事例があるとし、IT企業に対策を呼びかけた。ロンドンでトムソン・ロイター財団に語った。

サンドバーグ氏は「こうした偏見・差別をテクノロジーに内在させないよう、真剣に取り組む必要がある。そのためにはこの分野にもっと女性が必要だ」と述べ、女性の採用拡大を訴えた。

IT業界は、プログラム開発などで男性優位の文化で知られ、女性が昇進できないとの批判を浴びている。

サンドバーグ氏は、自身が主催するフェミニズム運動「リーン・イン」の会合に集まった女性経営者らを前に、業界では今なお、男性がリーダーに就くのが当然とされ、女性は感情的と決めつけられるなどして活躍を阻まれていると指摘。こうした偏見はテクノロジーにも組み込まれていると述べた。

テクノロジーによる差別を巡っては、ワールド・ワイド・ウェブ(www)の生みの親であるティム・バーナーズリー氏も先に、AIがマイノリティー(少数派)を差別しないよう、よくよくテストすべきだと発言。2018年には電子商取引大手の米アマゾンAMZN.Oが、AIを使った採用エンジンが女性差別を行っていたとして、このエンジンの破棄を強いられた事例もある。

フェイスブックがプラットフォーム上でセクシャルハラスメントなどへの対策を怠ったと批判されていることについてサンドバーグ氏は、「こうした問題を素早く発見し、取り除くことに全力を尽くしている」と述べた。

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