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ベルギーのトンネル修理が頓挫、工事計画書に「ネズミ被害」か

 2月18日、交通渋滞が欧州で最悪と言われるブリュッセルでトンネルの修繕工事が頓挫している。工事計画を示す文書がネズミにかじられた可能性があるという。写真は同市で2015年12月撮影(2016年 ロイター/Francois Lenoir)

[ブリュッセル 18日 ロイター] - 交通渋滞が欧州で最悪と言われるベルギーの首都ブリュッセルで、トンネルの修繕工事が頓挫している。工事計画を示す文書がネズミにかじられた可能性があるという。

市内に点在するトンネルは主要な幹線だが、老朽化が進んで閉鎖が繰り返され、交通渋滞の原因となっている。

市議会は、工事計画の文書がげっ歯類の被害に遭ったとみられて使えないため、修繕工事が中止しているとの報告を受けた。ほかに保管先がなかったこともあり、文書は数十年の間、道路橋の支柱の中に保管されていたという。

ベルギーでは道路の修繕が新たな政治課題となっており、老朽化したトンネルをすべて修理した場合にかかる費用は、およそ10億ユーロ(約1256億円)に上るとみられている。

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