July 17, 2014 / 9:43 AM / 6 years ago

英BスカイB、ITV株を米リバティ・グローバルに売却

[ロンドン 17日 ロイター] - 英国の有料放送最大手BスカイBBSY.Lは、保有する英国民間放送大手ITV株の内、発行済株式の6.4%相当を米メディア関連会社リバティ・グローバル(LBTYA.O)に売却する。

BスカイBの発表では売却額は4億8100万ポンド(8億2400万ドル)。BスカイBは売却で調達した資金で欧州事業の拡大に向け新たな企業買収を行うと見られる。

BスカイBBSY.LはITV株の発行済株式の7.2%を保有していたが、リバティ・グローバルは残りの保有株についてオファーする意思はないとした。しかし今後の展開を見越した買いでITVの株価が上昇する可能性もあると指摘するアナリストもいる。

BスカイBBSY.Lは、ヨーロッパの有料テレビ業界の覇者となることを目標に、ルパート・マードックが所有するドイツのスカイ・ドイチュラントSKYDn.DE とイタリアのスカイ・イタリアの買収に向けて交渉している。

今回のBスカイBによるITV株の譲渡によって、英国メディア界を揺るがした一連の買収劇に幕が降ろされることになる。

2006年、BスカイBの社主だったジェームズ・マードック氏は業績悪化に苦しんでいたITVの17.9%を買収して、ITVを買収して英国メディア界で圧倒的な地位を築こうとする競合の英ケーブルテレビ最大手NTLの野心を挫こうとした。

しかし英規制当局による度重なる調査を経て、BスカイBは所有比率を7.5%まで落とすことを余儀なくされ、多額の損失を計上していた。

その後ヴァージン・メディアとなったNTLをリバティが買収、資産家のジョン・マローン氏が率いるリバティは収益の柱になっている欧州事業の更なる強化をめざしている。

リバティのマイク・フライズ最高経営責任者(CEO)は声明で「リバティにとって最大のケーブルテレビ市場で大きな機会につながる魅力的な投資をすることができた」とした上で「ITVは英国で最大の民放事業者であり、その株主となったことで心を躍らせている」と語った。

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