February 26, 2018 / 4:09 PM / 4 months ago

低生産性・安全資産への需要増が「中立金利」抑制=米セントルイス連銀総裁

[ワシントン 26日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は26日、生産性が低水準にとどまる時代背景に加え、安全資産に対する需要が世界的に高まっていることで、中央銀行の適切な金利が低水準に抑制されている可能性があるとの認識を示した。

ブラード総裁は全米エコノミスト協会(NABE)の会議で行った講演で、「データに他の変化がないなかで連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を現在の水準から大幅に引き上げれば、政策設定は抑圧的になる可能性がある」とし、FRBが短期金利の引き上げを継続すれば、政策は現在の経済状態には過度に引き締め的になる公算があるとの考えを示した。

ブラード総裁は利上げに対し最も慎重な立場を示している政策当局者の1人。今回の発言は、中銀の金融政策が経済活動を後押ししているか、勢いを削いでいるかを判断するためにエコノミストが利用している「中立金利」に、低成長、低インフレがどのように作用するのか言及したものと受け止められている。

昨年12月の最新の見通しによると、FRBは年内は3回の利上げを実施する公算。来月に続き、その後にあと2回の利上げが決定される公算が大きい。

ブラード総裁は「FOMCが速過ぎるペースで遠くまで行き過ぎるのではないかと若干懸念している」とし、「多くの利上げを行う場合、これを支持するデータが必要になる」と述べた。

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