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「マルハナバチ」の一種が絶滅危惧指定に、野生蜂では米本土初

 1月10日、米魚類・野生動物局は、かつて北米の大半に生息していたマルハナバチの一種である「ラスティーパッチド・マルハナバチ」を絶滅危惧種に指定した。米大陸本土の野生のハチとしては初めてのケースとなる。提供写真は2015年8月撮影(2017年 ロイター/ Rich Hatfield)

[10日 ロイター] - 米魚類・野生動物局(UFS)は10日、かつて北米の大半に生息していたマルハナバチの一種である「ラスティーパッチド・マルハナバチ」を絶滅危惧種に指定した。米大陸本土の野生のハチとしては初めてのケースとなる。

UFSによると、このマルハナバチは、数と分布において1990年代以来約90%減少している。激減の理由として、病気、殺虫剤、気候変動、生息地の喪失など複数の要素を挙げている。

ラスティーパッチドマルハナバチは、米国中西部と北東部の北寄りを中心とする28州(サウスダコタ州からコネティカット州)、およびカナダのオンタリオ州とケベック州に分布していた。現在は、米国の13州とカナダのオンタリオ州で少数が散見されるにとどまるという。

マルハナバチは養蜂で飼育されるミツバチと区別されており、野草のほか、米国の作物の約3分の1の受粉に不可欠な受粉生物(ポリネーター)。

国際自然保護連合(IUCN)によると、ラスティーパッチド・マルハナバチを含め、米国とカナダには48種の野生のマルハナバチが分布し、その約4分の1が絶滅の危機に瀕している。

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