September 21, 2018 / 12:51 AM / 3 months ago

独連銀総裁、ユーロ圏リスク分担は「時期尚早」 ドラギ氏に反論

 9月20日、ドイツ連銀(中央銀行)のワイトマン総裁は、ユーロ圏で幅広いリスク分担の仕組みを導入するのは時期尚早との見方を示した。写真は8月にベルリンで撮影(2018年 ロイター/Hannibal Hanschke)

[フランクフルト 20日 ロイター] - ドイツ連銀(中央銀行)のワイトマン総裁は20日、ユーロ圏で幅広いリスク分担の仕組みを導入するのは時期尚早との見方を示した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は前日、幅広いリスク分担の必要性を訴えており、これに反論する格好となった。

ECBの理事会メンバーであるワイトマン氏はドイツ南西部フライブルグで行った講演で、域内諸国は各国の責任で高水準の債務や銀行部門で山積みになっている不良債権を抱えることになったため、これまでこういった問題に緩和措置を講じる機会を与えられなかったユーロ圏全体に責任を押し付けるべきではないと主張。

ドラギ総裁は前日、ユーロ圏の経済や社会に傷跡を残したこれまでのような危機に対処するため、新たな財政手段や幅広いリスク分担の仕組みが必要だと述べている。

ワイトマン氏は、一般個人が既に起きた損害について事後的に保険に入るのが不可能なように、各国の責任の下で発生したリスクを「分担すべきではない」と強調した。既に存在する問題はまず、緩和する必要があると続けた。

ユーロ圏共通予算については、ドイツは創設を支持する可能性があるが、税負担の増加を伴わない必要があり、欧州連合(EU)共同債の発行で賄われるべきではないとの認識を示した。

「銀行同盟以外では、ユーロ圏加盟国は国家予算における自立性への制限を認めるなどして大幅にEUに主権を譲ることにはそれほど積極的ではないようだ」と指摘。「それ故、負債を分担し、リスクを共有するのは時期尚早だ」と語った。

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