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米国の新規上場、来年増加の見通し=NYSE幹部

 8月17日、ニューヨーク証券取引所(写真)の親会社の幹部は、米国で来年新規上場が増える心強い兆候がみられるとの認識を示した。昨年12月撮影(2009年 ロイター/Lucas Jackson)

 [サンパウロ 17日 ロイター] ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社NYSEユーロネクストNYX.Nの幹部は17日、米国で来年、新規上場が増える心強い兆候がみられるとの認識を示した。

 今年これまでに新規上場したのは15社だが、新規上場は年内に20社以上に増える見通しで、来年も上場の増加が続く見通しという。

 当地で会見した上場担当のスコット・カトラー氏は「今年末から来年にかけて、新たな資本調達のサイクルが始まるとみている」と指摘。「上場申請が増えていることは心強い」と述べた。

 来年、どの程度の新規上場を予想しているかは明らかにしなかった。 

 また、NYSEユーロネクストのダンカン・ニーダーアウアー最高経営責任者(CEO)は、一部の市場参加者が一般投資家より一瞬早く注文状況を把握できる「フラッシュ取引」をめぐって、「超高速取引」に注目が集まっていると指摘。

 「超高速取引」は市場の流動性拡大につながるもので、奨励されるべきだとし、「超高速取引は21世紀のマーケットメイクだ。奨励されるべきで、否定されるべきではない」と述べた。

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