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情報BOX:オバマ大統領が発表した新たな金融規制案

 1月21日、オバマ米大統領は、金融機関のリスクテークに関する諸制限を一段と厳格化する提案を明らかにした(2010年 ロイター/Jason Reed)

 [21日 ロイター] オバマ米大統領は21日、金融機関のリスクテークに関する諸制限を一段と厳格化する提案を明らかにした。以下は大統領の提案の概要。

 ◎銀行、または銀行を傘下に持つ金融機関によるヘッジファンドおよびプライベート・エクイティ・ファンドへの投資や出資、保有を禁止。 

 ◎預金だけでなく、それ以外の資金調達源も考慮に入れ、金融セクター全体に対する銀行の相対的な規模に制限を設ける。預金に関しては、特定の銀行にリスクが集中するのを防ぐため既に上限が設定されているが、現行規制では他の資金源に制限はない。 

 ◎銀行の自己勘定取引を禁止。ただ、ホワイトハウスのある当局者によると、マーケットメーキングの一環としての自己勘定取引は認められる。

 ◎提案に対しては、民間企業に対する政府の規制強化に反対する共和党や、金融業界のロビー団体が反発する公算が大きい。 

 ◎オバマ大統領は、経済再生諮問会議議長を務めるボルカー元連邦準備理事会(FRB)議長にちなんで、新規制案を「ボルカー・ルール」と呼んでいる。同議長は、預金・融資業務を担う金融機関と資本市場での取引や投資銀行業務を手掛ける機関の間の垣根を復活すべきとの立場を示してきた。

 商業銀行業務と投資銀行業務の間の法的な境界は、1999年のグラス・スティーガル法廃止によって取り除かれた。

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