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世界景気回復はぜい弱、アジア通貨の柔軟化望む=カナダ財務相

 [ムンバイ 18日 ロイター] カナダのフレアティ財務相は18日、世界の景気回復は依然ぜい弱との見方を示すと同時に、アジア通貨の一段の柔軟性を求める姿勢をあらためて示した。

 財務相は当地で講演し「われわれは非常に厳しい時期を通り抜けており、この困難な局面は明らかに過ぎ去っていないということを重視する必要がある」と指摘。「カナダを含め、リセッション(景気後退)を切り抜けてきた各国での回復はぜい弱なものとなっている。回復の兆しは存在するが、確固とした回復を示す明確な兆候はない」と語った。

 アジア通貨の一段の柔軟性を望むというカナダが長年維持してきているスタンスをあらためて示し、より柔軟なアジア通貨が持続可能な成長の基盤に必要で、6月の会合で議題として取り上げられる、とした。 

 同相は、カナダが中国人民元の一段の柔軟化を望んでいるかとの質問に対し「われわれは現在柔軟でないアジア通貨が一段と柔軟になるべきとの見方で一致している」と語った。

 「通貨の柔軟性に関する問題は国際的な会合で繰り返し議題に上っている。力強く持続可能な世界の成長基盤が求められるなか、この問題は現在一層重要となっており、6月に討議されると予想する」と述べた。

 同相が6月の会合について、韓国で開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議もしくはカナダ・トロントでのG20首脳会合のいずれに言及したのかは明らかになっていない。

 また、G20首脳会合では、財政再建や金融セクター改革などについても協議される、と語った。

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