[ワシントン 1日 ロイター] 米下院は1日、長期失業者に対する失業保険給付延長法案を賛成270票、反対153票で可決した。この法案は、11月まで給付期間を延長し、6月初旬から給付が止まっていた100万人以上の長期失業者への支給を再開するという内容。
また基準を満たしていれば給付停止期間も遡って支給される。
ただ上院では、過去最大まで膨らんだ財政赤字への懸念から、たびたび延長法案が阻止されており、上院での同法案の行方は不透明な情勢。次回も7月中旬まで同法案が取り上げられることはない見通し。
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