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5月米ケース・シラー20都市圏住宅価格指数、予想上回る

 [ニューヨーク 27日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が27日発表したS&P/ケース・シラー住宅価格指数によると、5月の主要20都市圏の住宅価格動向を示す指数は季節調整済で前月比0.5%上昇した。

 7月27日、5月の米ケース・シラー20都市圏住宅価格指数は季節調整済で前月比0.5%上昇し、予想を上回った。写真は3月バージニア州アレクサンドリアで撮影(2010年 ロイター/Molly Riley/Files)

 ロイターが集計したエコノミスト予想中央値は0.2%上昇だった。

 4月は0.6%上昇(上方修正)だった。

 季節調整前では前月比1.3%上昇。予想中央値は0.3%上昇だった。4月は0.9%上昇。3月までは半年間にわたり低下していた。

 前年比では4.6%上昇。予想中央値は4.0%上昇。

 S&Pは、5月は通常住宅販売が堅調になる時期としたほか、4月末に期限切れとなった米政府による住宅購入者向け税控除措置の効果を反映した、と指摘した。同措置のもと、住宅購入者は4月末までに契約を結び、手続きを9月末までに完了する必要がある。

 S&Pの指数算出委員会のデビッド・ブリッツァー委員長は「5月は幾分良好な内容だったが、過去1年の住宅価格水準は依然として、住宅市場が持続的な回復を遂げていることを示していない」と述べた。

 S&Pはまた、住宅価格は過去7カ月、ほぼ横ばいで推移しているものの、短期的には底値付近で停滞する公算が大きいと指摘した。

 FTNフィナンシャルの首席エコノミスト、クリストファー・ロー氏は「市場には依然かなりの(住宅)供給量が存在する。しかし、販売は価格を安定させるのに十分な程度に改善しているようにみられる」と述べた。ただ「以前の水準に戻るまでには長時間を要するだろう」と述べた。

 住宅価格は最近上向いたものの、4年前のピーク時からは29.1%低下している。差し押さえ物件の在庫が依然として記録的な水準に積み上がっていることが、短期的な住宅価格の上昇を抑制するとみられている。

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