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三菱重工とGE、風力発電設備めぐる訴訟の米地裁判断で見解対立

 [ニューヨーク 23日 ロイター] 三菱重工業7011.Tと米子会社が、風力発電用タービンをめぐり米ゼネラル・エレクトリック(GE)GE.Nを独占禁止法違反で訴えていた裁判で、三菱重工は23日、米アーカンソー州西部地区連邦地方裁判所が、情報開示手続きの停止を決定したことを明らかにし、GEからの訴訟棄却請求が却下されたとの見解を示した。

 GEは三菱重工の見解に反論した。

 三菱重工と同社の米原動機事業Mitsubishi Power Systems Americas Inc.(MPSA)は5月、2006年に米国市場に参入した後、同社を市場から締め出す反競争的行為をGEから受けたとして提訴した。また、この訴訟とは別にGEを相手取り特許侵害訴訟も起こした。三菱重工は、提訴に関する発表文で、GEが無効な特許を乱用し、競合メーカーを提訴したりライセンス契約を押し付けたり、特許無効を知りながら三菱重工側顧客に特許侵害を示唆する書簡を送付したことなどが競争阻害行為に該当し、それにより損害を被っているとしている。

 MPSAの広報担当者は「連邦地裁判事は証拠開示手続きの停止を決定した。しかし、適切な環境、条件とみなせば停止を撤回する可能性を示したことに安どしている」と述べた。

 GEの広報担当者は、裁判所命令に関する三菱重工の見解に反論。「裁判所は、この裁判を続行するのは適切でないとみなしたからこそ、GEが三菱重工に対して起こした特許侵害訴訟の判決が出るまで情報開示手続きの停止を決定した」と述べ、「当社は、市場独占する行為をした、というあらゆる主張に強く反対する」と表明した。

 三菱重工とGEは、風力発電技術をめぐり訴訟合戦を繰り広げている。米国際貿易委員会(ITC)は1月、三菱重工がGEの風力発電技術の特許を侵害した事実はないとの判断を下した。GEはこれを不服として控訴する方針を表明。2月には三菱重工と子会社2社を風力発電用タービン関連技術の2つの特許を侵害したとして提訴した。

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