[パロアルト(米カリフォルニア州) 6日 ロイター] 電気自動車(EV)メーカーの米テスラ・モーターズTSLA.Oは、低価格セダンの「モデルS」シリーズの開発を加速させるため、技術者数を現在の2倍に増やすことを検討している。
パワートレインのハードウェアエンジニアリング部門バイスプレジデント、ジム・ダンレイ氏は、メディア向けイベントで「当社はきわめて急速に成長している。現在、全部門で中核となる人材を探している」と述べ、今後6─9カ月間に、エンジニア数を倍増させる公算が大きいと付け加えた。
採用が行われるのは、研究開発(R&D)、製造、製造エンジニアリングなどすべての部門。
現在同社には250人前後のエンジニアがおり、その大半は、デトロイトの自動車メーカーやハイテク業界から採用している。F1レース関連企業から採用されたエンジニアもいるという。