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米5年物インフレ指数連動債、落札利回りが初のマイナス

 [ニューヨーク 25日 ロイター] 米財務省が25日実施した100億ドルの4年6カ月物(5年物リオープン=銘柄統合)インフレ指数連動債(TIPS)入札は、最高落札利回りがマイナス0.550%と初のマイナスとなった。

 アナリストによると、米連邦準備理事会(FRB)の「QE2」(量的緩和第2弾)が成功するとの思惑から買いが入ったもよう。インフレ率がQE2を受けて、バーナンキFRB議長が言及した2%に上昇した場合、TIPSを購入した投資家はTIPSと通常の米国債との利回り格差拡大により利益を得ることになる。

 応札総額は約284億3600万ドル。応札倍率は2.84倍だった。 

 バークレーズ・キャピタル(ニューヨーク)の米金利戦略部門を共同で統括するマイケル・ポンド氏は「マイナス金利が需要を後退させないことを示している」と指摘した。その一方、一部のアナリストからは、マイナス金利が長期化した場合、TIPSへの需要が圧迫される恐れがあるとの声も聞かれた。

 今週は総額1090億ドルの国債入札が実施される予定。財務省は26日に350億ドル規模の2年債入札を実施する。 

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