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キング総裁の歳出削減策支持、政治論議への介入との懸念=FT

 [ロンドン 10日 ロイター] 英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は10日、英中銀のキング総裁がキャメロン政権の歳出削減策を支持したことは政治論議への介入にあたるのではないか、と英中銀の一部高官が懸念している、と伝えた。

 FTが英中銀関係者ではなく、中銀金融政策委員会の討議に詳しい筋の話として伝えたところによると、総裁の緊縮財政への支持は、委員会の総意ではないという。

 オズボーン財務相は10月、財政赤字削減を目的とする大規模な歳出削減策を発表した。

 金融政策委員だったブランチフラワー氏は、英経済をリセッションに再び陥らせる恐れがあるとして、歳出削減措置を批判している。

 FTによると、ある中銀OBは、キング総裁が景気回復を阻害しかねない財政政策に自分を縛りつけようとしているのではないかという懸念が中銀内に広がっている、と述べた。

 そのOBは「プランBはない」としたうえで、中銀が2000億ポンド規模の資産買い入れプログラムを見直す方針を示していることに言及し「唯一のプランBは、さらなる国債買い入れだ」と述べた。

 FTによると、英中銀は、政治決定への支持表明で一線を越えたとの懸念が中銀内で出ているとは認識しておらず、財政政策に関する発言はすべて、金融政策の討議のなかで出たものだと説明したという。

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