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NY外為市場でユーロ下落、債務懸念や利食い売りで

 [ニューヨーク 6日 ロイター] 6日のニューヨーク外国為替市場は、ユーロが下落。このところの上昇を受けた利益確定の売りに押され、ユーロはドルに対して一時1.3250ドル近くまで下げた。

 12月6日、ニューヨーク外国為替市場でユーロが下落。写真は2007年7月、ニューヨークの外為ボード前で(2010年 ロイター/Shannon Stapleton)

 ユーロ圏のセーフティーネット構築をめぐりユーロ圏内で意見の相違がみられるなか、債務懸念が再び高まっており、ユーロは今後も圧迫されるとみられている。

 トレーダーによると、短期的にはユーロ/ドルは、先週つけた2カ月半ぶり安値の1.2970ドル近辺まで下落する可能性がある。

 ニューヨーク市場終盤の取引でユーロ/ドルは0.9%安の1.3301ドル。EBSのデータによると、一時1.3246ドルをつけた。ユーロ/円も0.8%安の109.94円。

 国際通貨基金(IMF)がユーロ圏の救済資金について、規模拡大を求めたことについて、ドイツが反対を表明したことから、イタリア、スペイン、および、ギリシャ国債の利回りと保証コストは上昇した。ドイツはさらに、ユーロ圏共同債券の発行にも難色を示した。 

 FXコンセプツの会長兼最高投資責任者(CIO)のジョン・テイラー氏は、ロイター2011インベストメント・アウトルック・サミットで「欧州が行ったことは十分でない。欧州にはユーロボンドが必要だ。アイルランドやギリシャに融資はできない。両国の債務を拡大させているだけで、債務の返済はますます困難になっている」と指摘。そのうえで「ポルトガルが次に救済を求める。そうなれば、ユーロ/ドルは来年にはパリティに達する」との見方を示した。

 主要通貨に対するドル指数は0.3%高の79.583。

 ドル/円は横ばいの82.63円。

 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長はCBSテレビ番組「60ミニッツ」で、6000億ドルの国債買い入れを拡大することが可能との見方を示した。

 インターラクティブ・ブローカーズのアナリスト、アンドリュー・ウィルキンソン氏は、バーナンキ議長の発言はインフレに対する警戒感を和らげ、ドルの支援材料となった、との見方を示した。同氏は「議長は、インフレ率が2%を超えることを容認するつもりはない、と明確にしており、これが(インフレに対する)警戒感を和らげた」と述べた。

ドル/円   終値    82.67/71

       始値    82.89/93

   前営業日終値    82.57/61

ユーロ/ドル 終値   1.3303/08

       始値   1.3267/71

   前営業日終値   1.3416/19

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