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フィリピン中銀が政策金利を据え置き、インフレ率予測を引き上げ

 [マニラ 29日 ロイター] フィリピン中央銀行は29日、政策金利である翌日物借入金利を市場の予想通り過去最低の4.00%に据え置いた。

 また、2010─12年のインフレ率予測をそれぞれ引き上げた。これを受け、市場では2011年上半期に利上げがあるとの見方が強まった。

 フィリピン中銀は09年7月以降、金利を据え置いている。

 ギニグンド副総裁が記者団に語ったところによると、中銀は2010年のインフレ率予測を3.63%から3.8%に引き上げた。ただ、これは依然として、政府目標レンジ3.5─5.5%の下限に近い水準。

 また、2011年の平均インフレ率予測を先月に示した2.35%から3.6%に引き上げ、2012年についても2.8%から3.0%に引き上げた。

 同副総裁は、2011年のインフレ率予測を引き上げたことについて、11月のインフレ率が予想を上回ったことや、原油価格の上昇、国際収支の黒字額減少で通貨ペソが来年下落するとの見方に基づくものだ、と説明した。

 また、インフレは引き続き管理可能であり、2011年、12年ともにインフレ率は政府目標レンジである3─5%の中に収まる、との見方を示した。

 UBSのエコノミスト、Edward Teather氏は「われわれはフィリピン中銀が来年に利上げすると予想している。ただ、その時期は、現在の物価と信用の伸びの状況が好ましいことを踏まえると、年初よりも年央近くになるだろう」と語った。

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