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米経済見通し強まればQE2早期終了主張も=連銀総裁

 2月23日、米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁は、米経済見通しが強まればQE2を早期に終了させなければならない可能性があると指摘。写真はFRB。昨年1月撮影(2011年 ロイター/Jason Reed)

 [バーミンガム(米アラバマ州) 23日 ロイター] 米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁は23日、米経済は持続的に回復しており、経済が勢いを増せば連邦準備理事会(FRB)は「QE2(量的緩和第2弾)」を予定より早い段階で終了させなければならない可能性がある、と指摘した。

 総裁は当地での講演で「経済見通しが引き続き強まれば、わたしはQE2を早期に終了させるよう政策スタンスを変更する可能性も排除しない」と述べた。

 また1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でQE2の継続を支持した理由について「一般的には、状況が著しく変更しない限り、中央銀行は表明した政策を実行することが望ましく、そうしなければ中銀の信頼性を損ねる」と説明した。

 向こう2年間の経済成長率については約3.5%との見通しを示した。

 一方で総裁は、デフレ懸念は「大きく後退」したようだと指摘。「物価圧力がある程度強まり始めた」として、全般的なインフレ率は2011年にかけ、2%に向けて上昇するとの見方を示した。

 その上で「経済回復は引き続き勢いを増しており、企業は需要拡大の持続性を確信し、値上げへの自信を深めると思う」と加えた。

 ただ、総裁は、商品(コモディティ)価格の上昇がインフレ全般に直接的な影響を与えるとの懸念については重要視せず「世界的な商品価格の上昇は、その大半が各国の需要拡大に起因する公算が大きい」と述べた。

 失業率については、緩やかな低下にとどまるとして、2012年末時点の予想を7─8%とした。

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